MA CAMP
  • 総合
  • ビジネス動画
  • M&A体験談
  • AIかめっちに相談
  • AIかめっちバリュー
  • M&A CAMPエージェント
MA CAMP
  • 動画で学ぶ
  • インタビュー
  • AIかめっちに相談
  • AIかめっちバリュー
  • M&A CAMPエージェント
  • MA CAMPとは
  • お問い合わせ
ホーム運営会社利用規約個人情報の取り扱いお問い合わせ

Copyright © 2026 Diary Inc. All Rights Reserved.

総合>ビジネス動画>「会社を売らないか?」DMM亀山会長に相談した10億円事業譲渡の判断

「会社を売らないか?」DMM亀山会長に相談した10億円事業譲渡の判断

2024/8/26
M&A CAMPチャンネル
M&A CAMPチャンネル運営局

YouTubeチャンネル「就活ダイアリー」事業に10億円の買収オファー。M&A CAMP運営者がDMM亀山会長に相談し、売却ではなく自社で組織を作る道を選んだ理由と、亀山流の人材育成・撤退ラインの考え方を語る。

10億円の買収オファーが届いた日


M&A CAMP運営者のもとに、運営する就活系YouTubeチャンネル「就活ダイアリー」事業を買いたいという企業から打診が舞い込んだ。バリュエーションは約10億円、事業譲渡という形でのオファーだった。


「自分自身がYouTuber的な思考すぎて、組織の運営があまりうまくいっていないところもあった。M&Aチャンネルに注力しすぎて就活ダイアリーがおろそかになっているのも良くないと感じていた」と当人は振り返る。一度は迷ったものの、最終的にこのオファーは見送ることに決めた。


その判断の背景と、DMM創業者・亀山敬司会長への相談で得た示唆を、対談形式で振り返る。


なぜ売却ではなく「自社で育てる」を選んだのか


売却を見送った理由は、シンプルに「動画を作り続けたい」という思いと、組織を作る力をつけなければ個人YouTuberで終わってしまうという危機感だった。


買い手側の立場に立った時、10億円という金額を回収する必要が生じる。1年半前に一部のサービスメディアを売却した際、買い手と方向性がぶつかった経験もあり、世界観が崩れる可能性を懸念したという。


「自分たちでやって毎年利益3億円が出る状態を作って持っておいた方が、経営的にもメディア的にもいい」——そう判断し、リソースをYouTubeコンテンツ制作に特化させ、それ以外のビジネス部分は経営チームを組成する方針を固めた。


亀山会長が語る「やらせてみないとわからない」人材論


コンテンツ以外のBtoB営業や人材紹介事業の組織づくりが苦手——そう打ち明けた相談者に対し、亀山会長は自身の経営スタイルを語った。


「うちは初期はビデオレンタルから始まって、アルバイト上がりが社員になり、『次はFXやってみないか』『じゃあやります』というふうに広げてきた。やらせてみないとわからないというのが現実」


DMMの幹部の特徴は、特定領域のスペシャリストではなく「ビジネスを作る専門家」であること。BtoBもBtoCも、医療系もメディアも、任された領域で成果を出す“商売人”の集まりだという。


亀山会長自身は「俺が育てたわけじゃない、機会を与えただけ」と語る。任せた人材のうち、本格的にうまくいくのは1割程度、中間マネージャーまでこなせる「ほどよく」の層を含めると2〜3割。0から10までは作れても、安定運営が苦手な人材は途中で交代させ、後進に引き継がせる仕組みだという。


「裏側のビジネス」をどう組み立てるか


相談者が目指すのは「世界で戦えるコンテンツ企業」。動画単体は儲かりにくく、メディアで集めた人を人材紹介やM&A仲介につなげる“裏側のビジネス”を成立させる必要がある。


この点について亀山会長はこうアドバイスした。


- 苦手な領域は、コンテンツに特化したうえで人材会社やM&Aコンサル会社と組み、マージンをシェアする

- もしくは、その領域の経験者に事業をまるごと任せて、報酬で報いる

- 全部自前でやろうとすると、まったく別のスキルセットが必要になる


プラットフォーム志向の企業はいずれメディアやEコマースを欲しがる構造になっており、Yahoo・Amazon・楽天もそうだったように、コンテンツを持つ側が小さくとも価値を持つ。一方で、買収後にコンテンツの大きい部分を作れるかは「また別のシナリオの技」だという。


撤退ラインと「育成の土俵」としての小規模事業


事業の撤退判断についても話は及んだ。亀山会長の基準は「予定通りに行っているか」というシンプルなもの。


- 5年計画・月次計画に対して達成率8割なら過修正で続行を検討

- 半分以下なら打ち切りを判断することが多い

- 新規事業で本当に当たる(利益がしっかり出る)のは1割程度、トントンが2〜3割


興味深いのは、超失敗ではないが大きく儲かりもしない「トントン事業」の扱いだ。亀山会長はこれを「若手を育てる土俵」として肯定的に捉える。


「若い層を育てるには、小規模でも会社の経営をさせるのが一番。パッケージを用意して、その中で稼がせる。少しずつ事業を育てるのがうまくなる」


ただしこのモデルは、資金的に余裕のある大企業だからこそ成立するもの。「旬の規模だと資金が持たない。まずは1年、長くて5〜10年で形になる事業に絞るべき」と釘を刺した。


結論:苦手でも組織づくりに向き合う


対談を経て、相談者は次のように方針を整理した。


- 自身のリソースはYouTubeコンテンツ制作に特化(チャンネル登録100万人を目指す)

- 人材紹介・M&A仲介などの“裏側のビジネス”はオペレーション/経営チームを別途組成

- コンテンツ単体でのマネタイズには限界がある以上、組織づくりからは逃げない


「コンテンツ単体ではなかなか儲からない。裏側のチームを組成するか自分でやるか、何かしらしないとビジネスとして成立しない」——10億円のオファーを断って自社で勝負する道を選んだ経営者の、率直な現在地である。


※本記事はYouTube動画を元に編集部で再構成したものです

無料で相談してみる
SHARE𝕏PostLINEFacebook

関連動画

もっと見る
DMM亀山会長が語る新規事業の極意|若手抜擢・逆張り組織・人への投資戦略

DMM亀山会長が語る新規事業の極意|若手抜擢・逆張り組織・人への投資戦略

2026/3/8

亀山会長に聞く経営相談会|マイクロマネジメント・地方ビジネス・お金の使い方の本質

亀山会長に聞く経営相談会|マイクロマネジメント・地方ビジネス・お金の使い方の本質

2026/3/3

ルールは緩くていい――DMM亀山敬司が語る、人が離れにくい組織の作り方

ルールは緩くていい――DMM亀山敬司が語る、人が離れにくい組織の作り方

2026/1/15

DMM亀山敬司が語る「情と合理」の経営論──社員・取引先との距離感をどう取るか

DMM亀山敬司が語る「情と合理」の経営論──社員・取引先との距離感をどう取るか

2024/10/10

亀山会長に学ぶ、中小企業が生き残るための経営術|DMM創業者が語るゲリラ戦略

亀山会長に学ぶ、中小企業が生き残るための経営術|DMM創業者が語るゲリラ戦略

2024/8/5

DMM亀山会長が語る500億ビットコイン流出事件と『一寸先は闇』の経営哲学

DMM亀山会長が語る500億ビットコイン流出事件と『一寸先は闇』の経営哲学

2024/8/3

目次

  1. 1.10億円の買収オファーが届いた日
  2. 2.なぜ売却ではなく「自社で育てる」を選んだのか
  3. 3.亀山会長が語る「やらせてみないとわからない」人材論
  4. 4.「裏側のビジネス」をどう組み立てるか
  5. 5.撤退ラインと「育成の土俵」としての小規模事業
  6. 6.結論:苦手でも組織づくりに向き合う
M&A CAMPサロン 参加特典:撮影立ち会い・オンラインイベント参加・サロンへの参加募集中 M&A体験談 — 匿名OK! 取材に応募する
M&A CAMPチャンネル

M&A CAMPチャンネル

15.6万人
Youtube登録する