Interviews
実際にM&Aを経験した経営者に独自取材。リアルな意思決定の裏側を深掘りします

会社を売却した経営者の「その後」は、再起業や投資家への転身が一般的なイメージかもしれません。しかし、まったく異なる道を歩んだ人物がいます。 今回お話を伺ったのは、起業支援事業を担う、株式会社ウィルフ(以下ウィルフ)を立ち上げ、株式会社アントレ(以下、アントレ)へ数億円での売却を実現した黒石健太郎氏です。ロックアップを経て代表を退任。現在は岡山県瀬戸内市の市長として地方自治の最前線に立っています。起業から、自力で開拓したM&Aの裏側、そしてM&Aがキャリアの選択肢をどう広げたのかを語っていただきました。

「属人性のある事業は売れない」——M&Aの世界では、長らくそれが常識とされてきました。創業者個人に依存したビジネスは、買い手にとってリスクが高いとされるからです。しかし、その常識をあえて逆手に取り、「自分という人間ごと買ってもらう」戦略で東証上場企業へのエグジットを実現した経営者がいます。 今回お話を伺ったのは、オンラインスクール事業を東証上場企業である株式会社エフ・コードへ売却し、数億円規模のエグジットを実現した山田一真氏。家族を支えるための起業から数年、M&A戦略、最終契約書(SPA)交渉の裏側、売却後のリアルな心境まで、M&Aの舞台裏を赤裸々に語っていただきました。

今回話を伺ったのは、1999年の創業から、サイバーエージェントグループ入り、MBOによる独立と東証一部上場、電通グループ(CCI)との経営統合を経て、26年間にわたり会社(現・CARTA HOLDINGS)を牽引してきた宇佐美進典氏。サイバーエージェントグループ内で学んだ経営のエッセンスから、上場後の買収戦略で直面した組織統合(人事制度やオフィスの問題など)のリアル、NTTドコモによるTOBを受けた背景、そして「永久保有」を掲げる新ファンド(VOYAGE CAPITA)設立による新たな挑戦まで。その26年にわたる激動の経営軌跡と、M&Aの最前線で見えたリアルを赤裸々に語っていただきました。

「M&A前提の起業は、事業に血が通いづらい」。M&Aによるエグジットを見据えた起業が増えるなか、その合理性の裏にある限界と後悔を率直に語る起業家がいます。今回話を伺ったのは、学生起業から累計10件以上の事業譲渡を重ね、2024年にユニークキャリア株式会社を売却した岸田佳祐氏。学生時代のブログ運営から、数千万円規模の売却を繰り返した背景、M&A後の燃え尽き症候群、そして「時価総額100億」を見据えた再起まで。その激動の軌跡を赤裸々に語っていただきました。

今回お話を伺ったのは、元騎手候補生、東大卒、元ミクシィ社長という異色の経歴を持ち、現在はベンチャーキャピタリストとして挑戦者を支える朝倉祐介氏。M&Aや資金調達において高い企業評価を目指すことが常識とされるなか、その加熱する市場の裏にあるリスクと売り手側の鉄則について話していただきました。

今回お話を伺ったのは、新卒でのサイバーエージェントグループ立ち上げを皮切りに、複数回の事業譲渡・買収を重ね、現在はプロ野球独立リーグ「香川オリーブガイナーズ」の再建や大学設立に挑む福山氏。独自のM&A戦略から、キャリアの選択肢を広げ続けるキャリア論について語っていただきました。

今回お話を伺ったのは、HR系スタートアップの起業を皮切りに、累計8回の事業譲渡と買収を重ねてきた一戸健人氏。現在はその経験を武器に、ハウスメーカー「一戸ホーム」を経営。最初の売却裏にあった資金調達の壁、10億円規模の買収オファーを断りタイミングを逃した後悔、そして「本当にやりたいこと」を見つめ直し、未経験の建設業界に参入するまでの軌跡を語っていただきました。

今回お話を伺ったのは、起業家として約20年会社を牽引し、M&Aによるイグジットを経験した島田大介氏。現在はエンジェル投資家として約36社のスタートアップを支援するほか、居酒屋経営やラジオパーソナリティなどはなば広く活動しています。本記事では、IPOを目指していた島田氏がいかにしてM&Aの道を選んだのか、その経緯とM&A後のキャリア戦略について詳しく伺いました。

21歳で起業し、これまでに約25社を立ち上げ、7社を売却。現在は8社目の売却を進める宇田川富大氏。「会社はつくったら売る」というスタイルに至った背景や、売れる会社を逆算する事業設計について語っていただきました。

「会社を売る」ことを前提に起業する——。近年、M&Aによるエグジットを当初から見据えて事業を立ち上げる起業家が増えています。 今回お話を伺ったのは、25歳という若さで「株式会社Real us(以下、Real us)」と「株式会社En place(以下、En place)の2社を、東証上場企業である株式会社エフ・コード(以下、エフ・コード)へ連続売却した小林理玖氏。学生時代の起業から数年で数億円規模のエグジットを実現した小林氏に、出口から逆算する事業戦略、売却先選びの判断軸、そしてアドバイザー選びの極意まで、M&Aのリアルな裏側を語っていただきました。

原宿の3坪の店から始まり、スニーカー事業を400億円超で売却したアトモス創業者・本明秀文氏。売却後も週5000円の生活を続け、本と人との対話を糧に商売を続ける彼が語る、商売の本質と人生哲学とは。

無一文から起業し、ウェディング事業で成功を収め49歳で会社をM&A売却。鎌倉に移住しスローライフを送る夫婦が、創業期の地獄、経営判断、夫婦円満の秘訣、そして起業家に必要な「覚悟と勇気」を本音で語る。

属人性の高いオンラインサロン「田端大学」を、メディア企業インクルーシブへ事業譲渡した田端信太郎氏。売却に至った経緯、子会社化ではなく事業譲渡を選んだ理由、そしてM&A後も自身が運営を続ける独特のスキームについて語った。

DMM.com会長の亀山敬司氏が、自社のM&A戦略を率直に語る。失敗から学んだアーンアウト型51%買収、シナジーと飛び地の判断、上場企業と非上場企業の決算思想の違いまで、経営者目線のリアルな買収哲学を公開する。

上場直後に毎月のようにメディアサイトを買収しては、わずか数ヶ月後にすべて売却した過去。ポート代表・春日博文氏が、その経験から導き出した「大型買収こそ効率的」という結論と、40億円規模のM&Aを成功させてきたアプローチ手法を語る。

ペライチを創業し9年で2段階エグジットを実現した橋田一秀氏。ラクスルへの株式譲渡からSMBCキャピタル・パートナーズへの売却まで、創業者51%にこだわった理由、IPOからM&Aへ舵を切った判断、そして売却後のエンジェル投資家としての日常まで率直に語る。

ウルシステムズ代表・漆原氏が、創業から数億円の資金調達、80人体制への急拡大、そしてMBOによる仕切り直しを経てIPOに至るまでの軌跡を語る。エンジニアによるエンジニアのための会社づくりと「やらないこと」を定めた経営の本質に迫る。

日広創業者の加藤順彦氏が、ネットバブル期の急成長から経営危機、GMOへの株式譲渡、シンガポール移住に至るまでを赤裸々に語る。撤退戦で問われた経営者の哲学、そしてビットコイン・再生医療・後継者不在企業の事業承継という未来への展望とは。

起業家・早川五味氏が自社売却から約2年。ロックアップ期間中の会社員経験で得た組織観の変化、20代で「お金持ち」を経験したからこそ辿り着いたモチベーションの源泉、そしてメディア露出を活用した起業のリアルを語る。

株式会社ビデオステップ代表取締役の向氏が、2023年に経験したM&Aの体験を語る。シリーズA前のM&A検討の重要性、優先株調達のリスク、PMI成功の鍵となる事前準備など、起業家が知っておくべき教訓を共有する。