YouTubeチャンネル「M&A CAMP」を運営する26歳起業家・福田氏が、1週間の平日に密着するVlog企画を実施。動画制作会社ダイヤリーの経営者として、コンテンツ運営、インターン受け入れ、銀行との融資相談まで、駆け出し起業家のリアルな日常を追った記録です。
株式会社ダイヤリー代表の福田氏は、YouTubeチャンネル「M&A CAMP」を運営する26歳の若手起業家。1年間のM&A関連業務から解放された直後、自身の平日5日間を密着するVlog企画をスタートさせた。
冒頭、福田氏は前週の進捗としてロング動画10本を出したこと、そしてゲスト出演動画の1本が1万回再生を突破したことを報告。「若さは悪くない」という切り口から、起業家やスタートアップメンバーがメディアに出るべきかというテーマで対話を行ったエピソードに触れた。擁護コメントと批判コメントが拮抗する反響があったといい、コンテンツとしての手応えを感じている様子が伺える。
また、前日には成田氏らとの撮影を実施。事業相談していた東大生起業家がちょうど売却を検討しているタイミングで、売上が直接入るわけではないものの、しっかりと実績として積み上げていきたいと語った。
月曜日、チャンネル登録者が100人増えていることを確認した福田氏。前日に田氏の動画と加藤大蔵氏の3本目を公開しており、「M&A CAMPの平均再生数が上がってきている」と成長を実感している。
オフィスでの撮影や打ち合わせ、メンバーとの何気ないやり取りが続く。最近はオフィスから帰らない日も多く、駆け出し起業家らしい働き方が垣間見える。
社内では「10日で簿記3級が取れる」「30日で簿記2級が取れる」といった会話が交わされる。経営者として財務知識を高めようとする姿勢が伝わってくるシーンだ。
中盤では、ダイヤリーが受け入れているスプリングインターン第1期生の登場シーンも。インターン生たちはオフィスを訪れ、経営者である福田氏や既存メンバーと交流する。サウナ体験を通じて「思想を感じた」「分岐点になった」と語るインターン生のコメントが印象的で、単なる業務体験を超えた価値観の共有が行われていることがわかる。
金曜日、福田氏は自社事業「キャリアジャンプ」のテコ入れ会議に臨む。
「キャリアジャンプとチーム自体はいいですけど、数字は出ない。前だったら2000(再生)とか行ってたでしょうみたいなやつでも伸びない」と現状を率直に語る。改善の余地はあると感じつつも、何を大幅に変えればよいのかが見えていないという、コンテンツ運営者ならではの悩みが浮き彫りになった。
サムネイル改善の効果や、新しい企画の方向性について議論を重ねる。「個人にいったほうがいいな」といった発言からは、企画の切り口を試行錯誤している様子が伝わる。
密着の終盤、福田氏は銀行との融資相談に臨む。日本政策金融公庫とのやり取りがそのまま収録されており、駆け出し起業家のリアルな資金調達の現場が映し出される。
会話の中で明らかになった会社の状況は以下の通り。
- 事業内容: 動画制作事業
- 資本金: 530万円
- 社員数: 4月含めて8名
- 決算月: 12月決算
- 前期売上: 1.8億円
- 営業利益: 26万円
- 借入残高: 国民生活事業5000万円、北星銀行1900万円、みずほ銀行900万円
今回の希望は、運転資金として5000万円の追加借入。これに対して担当者からは、「5000万円満額は厳しい」「新宿支店からの追加融資で3000万円程度」「中小企業事業を使う場合は取引銀行と協調融資で対応」という2通りの方法が提示された。手っ取り早いのは新宿支店への追加相談であるとアドバイスを受け、検討の上で折り返すことに。
電話を終えた福田氏は「やってしまった、今日予定がすごい空いてるなと思ってたんだけど、銀行とのミーティングが2時からあった」と苦笑い。スケジュール管理の甘さも含め、駆け出し起業家のリアルが垣間見える瞬間だった。
26歳でM&Aメディアを運営しながら動画制作会社を経営する福田氏の1週間からは、コンテンツ運営の試行錯誤、インターンとの交流、そして資金調達のリアルな現場まで、若き起業家の多面的な日常が浮かび上がる。
華やかに見える起業家の生活の裏側には、再生数の伸び悩みへの悩み、財務状況に向き合いながらの融資交渉、そして一日一日の地道な積み重ねがある。M&Aや起業に関心を持つ読者にとって、等身大の経営者像を知ることができる貴重な記録といえるだろう。
※本記事はYouTube動画を元に編集部で再構成したものです


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